私が勉強させていただいているブログなどでは待ちに待った海外株式指数連動のETFの上場、ということでちょっとした騒ぎになっています(^○^)
備忘もかねて簡単にまとめてみました。
上海株式指数・上証50連動型上場投資信託について
・上海の主要銘柄の株価指数「上証50指数」に連動することを目的とする。
・6〜7万円程度で取引できる。
・信託報酬は0.9975%(TOPIXなどに比べると高めだが新興国の株価に連動するETFとしては標準的な信託報酬)
・現物に投資するのではなく株価指数に連動する債券(リンク債)に投資する。
・現物にはETFではなくETN。ETFと異なり現物の株式との交換は出来ない。
・ETNはETFと異なり発行主体の信用リスクも負うことになる。
時価総額や流動性と言う点で香港には劣りますが、信託報酬等の点で投資信託よりもETFのほうが有利です。
いままで投資信託を利用して中国への投資をしていた方も、信託報酬の削減という目的で利用しても良いかと思います。
ただし、投資信託とは異なり機動的に台湾の株式を組み入れたり、中国との関係が密接な先進国の株式を組み入れたり、ということは出来ません(これも、リターンに及ぼす成績はわずかだとは思っています)。その辺は、理解した上で投資した方が良いと思います。
上海の株価はPERで50倍を上回るそうですから、それなりの覚悟は必要ですね。
いままで投資信託でやっていた中国投資の代替として、私も組み入れてみるかもしれません。
新興国の投資信託は信託報酬が高いです。中国株の投資信託の購入を減らしてETFとMSCIエマージングなど他の投資信託を組み合わせれば、(直感的に)リスクは大きく変わらず、コストを下げられる(リターンをあげられる)と思います。
ただし、時価総額が小さい新興国への投資は(ETFも含めて)お楽しみの範囲内でデス。