マネックス証券が低コストファンドとの距離感を計りかねている。そう感じる。
当初、eMAXISはマネックスポイント対象外だった。例外的に対象期限が2010年3月末まではポイント対象(最近気がついたのだがポイント対象期限は6月末まで延期されていた)。
マネックスの動きは信託報酬に対する
ネット証券各社の思いの裏返しでもある。eMAXISは信託報酬内訳の販売会社分が他の
インデックスファンドに比べて低い。本音を言えば、証券会社は積極的には扱いたくない。でも、競合他社が扱っているから扱わざるを得ない。
そんなファンドなのだ。
マネックスは、年金積立、STAM、eMAXISと低コストファンドの販売に積極的だった。しかし、ここに来てeMAXISをマネックスポイントの対象から外そうとしている。しかし、ホントに外して良いのか?顧客の動向、競合他社の動向、販売実績などを見定めようとポイント対象期限の延長に踏み切った。そのように映る。
距離感をどのようにとるべきか悩んでいる。マネックスのeMAXISに対するポイントの扱いはそうした悩みを反映している。そして、同様の悩みを持っているのは他の
ネット証券もおそらくは同様ではないか?
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