2008年06月11日

知らないと損する医療費控除

このブログで大村大次郎先生の節税の本は過去にも扱っているが、これもなかなか実践的。

サラリーマンが控除額を増やす方法が載っている。

教科書的な本なので、税金に詳しい方はすらすら読み飛ばしてしまうかもしれない。

でも、それなりに元税務署職員としての見解が書かれていて役立つ。

なぜあのサラリーマンは税金を払っていないのか
大村 大次郎
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4 FP試験後のレビューに


具体的には。。。。
●チャリをパクられた。
警察に盗難届けを出して、証明をもらい雑損控除に計上しよう。盗難、横領は雑損控除の対象となる。詐欺、紛失はダメ。過失の有無、が判断の基準だろうか。



●温泉やスポーツクラブの費用を医療費控除で。
温泉は普通に行けばただのレジャーだ。スポーツクラブもただのレジャーだ。

しかし、医師に「温泉療養指示書」を出してもらえれば立派な医療行為になる。スポーツクラブに通うのもメタボリックシンドロームの治療のため、という証明を出してもらえば医療行為になる。

宿泊費や交通費を医療費控除に計上できるようになる。(グリーン車の乗車料などはダメ)。

証明の発行手数料がかかることもあるのでその辺のさじ加減が難しい。しかし、手数料さえ払えば医師は自分の懐が痛むわけではないので、結構証明を出してくれるらしい。



マッサージカイロプラクティック
これらも、保健が使えないので医療費控除に計上できないと思っていた。しかし、出来るらしい。今度から領収書を取っておこう。

ただし、これらをやるには自分で申告書を作る必要がある。自分で申告書を作って、別表などで費用一覧を添付すると税務署職員の厳しいチェックは入らない。

税務署職員の指導を受けながらだと、グレーの部分ははねられる可能性が高い。

私みたいな小市民が節税をするには人任せにせず自分で努力する必要があるわけだ。



医療費控除ではないが。。。
●会社に買ってもらう。
雑誌、パソコンなどは会社で支払えば経費として(会社のほうで)落とすことが出来る。金額分を給与から差し引いてもらえば、課税所得を減らすことが出来る。同時に、税金を引く前の給料から支払うのと同じことになる。長い目で見ればバカに出来ない節税効果になる。

似たような例は旅費や、自動車でも可能。

雑誌などは給料から差し引くかどうかは別としても仕事に間接的にかかわるようなものだったら会社に買ってもらう、ってのは悪いアイデアではない。わたしも仕事に関連する本とかツールとか自腹で買ったりしていた。これからは面倒くさがらず会社に買わせることにしよう。そう心に誓った。

ライブドアは(以前)従業員に接待を自腹で切らせていたと言われている。(今は知らない。)

パソコンも自腹で購入させていたと言いわれている。

たしかにコスト感覚をつける、という点では褒められる。しかし、節税と言う点ではまったく褒められない。

なぜなら、自腹を切らせる、ということは従業員が所得税を引かれた後の給与から支払いをするからだ。会社に支払ってもらい、同額を給与から差し引けば、課税所得も少なくなり、従業員の手取りは多くなる。

普通のサラリーマンは仕事で使うパソコンを買っても課税所得の控除額は増えない。だったら会社で負担してもらって、相当額を給与から差し引いたほうがいいのだ。

ちなみに、業務請負契約をしていた、というのでしたらパソコン代は必要経費として課税所得を圧縮することが出来る。


また、(当時の)ライブドア自慢の住居手当も課税上は有利とはいえない。会社が借り上げて、家賃相当分を従業員の給料から差し引けば課税所得はそれだけ少なくすることが出来る。

本格的に節税に取組むには会社も税務署のパシリにならず、真剣に従業員のことを考えてやる必要がある。

関連エントリ
節税についての具体的な手法から税務調査の対応まで
http://norafp.seesaa.net/article/95775356.html
サラリーマンは副業を持てば節税もできるし、生活も充実するYO!多分(;´∀`)
http://norafp.seesaa.net/article/94197708.html
脱税の悪い見本(よゐこは真似をしてはいけません)
http://norafp.seesaa.net/article/95783807.html
寅さんは年寄り向けの映画だろ?
http://norafp.seesaa.net/article/96740007.html
この記事へのコメント
のらさんこんにちわ。
私は今まで資産運用系の本はたくさん読んできましたが、税金関係の本は全く読んだことがありませんでした。
先日FP3級の試験を受けてから税金もかなり気になるようになりました。 知識のあるなしで納税額がかなり違ってくることに気がついたからです。 
大村先生の本を読んで少しでも節税上手になりたいと思います。
良い本があれば是非紹介してください。
Posted by まーぷー at 2008年06月12日 15:04
サラリーマンは副業を持てば節税もできるし、生活も充実するYO!多分(;´∀`)
http://norafp.seesaa.net/article/94197708.html
で紹介している無税入門は読み物としても面白いと思います。

タイトルは少しうさんくさく感じますが内容はまともです。

税金は知らないと余分にはらっていることが多いのと、課税当局は納税者が得することを進んでは教えてはくれませんよね。

会社任せ、税理士任せにせず、自分で知識を持っていないとサラリーマンは良いようにあしらわれちゃいますよね┐('〜`;)┌
Posted by のら at 2008年06月12日 21:36
無税入門おもしろそうですねぇ。
とりあえず無税入門から読んでみようと思います。 
FPの勉強をしだしたことで、興味の輪が広がってきました。 
私ものらさんと一緒でペーパーFPになると思いますけど。^^;
Posted by まーぷー at 2008年06月12日 23:40
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