2008年06月25日

ラダー型債券投資に至る病

初心者向けの資産運用の本なんかを見ると外国債券への投資として外債のインデックスファンドや外貨建てMMFが掲載されていることが多い。

確かにこれらはどこの証券会社でも比較的に購入できる。また、使い勝っても良い。

一方で債券の現物に投資するよりも信託報酬などの余計なコストを負担する必要がある。
では、債券の現物に投資しつつ外債ファンドや外貨建てMMFに近い使い勝手を実現するにはどうしたらいいか。

あまり知られていない手法かもしれないがダンベル型ポートフォリオ、ラダー(はしご)型ポートフォリオがある。投資関連の本では触れられることの少ない、債券ポートフォリオについて比較的丁寧に扱っている本に以下がある。

バイ・アンド・ホールド時代の終焉
エド・イースタリング 関本 博英
パンローリング
売り上げランキング: 196154
おすすめ度の平均: 4.0
4 カラーが嬉しい


ダンベル型ポートフォリオは短期の債券と長期の債券を保有する方法だ。

短期債
1年で満期の債券
2年で満期の債券
||
8年で満期の債券
9年で満期の債券
長期債


満期までの形状がダンベルのようになるのが特徴だ。

短期債により、外貨建てMMFのような流動性を確保する。
長期債により、利回りを確保する。

ラダー型ポートフォリオは短期から長期までまんべんなく保有する。


===短期===
1年で満期の債券
3年で満期の債券
5年で満期の債券
7年で満期の債券
9年で満期の債券
===長期===


満期までの形状がラダー(はしご)のようになるのが特徴だ。

満期の異なる債券を保有することで金利や債券価格の変動に対してリスクをヘッジする。
短期債により、外貨建てMMFのような流動性を確保し、長期債により、利回りを確保する点はダンベル型と同じだ。

こうした債券ポートフォリオを活用することで、流動性と利回りを確保できる。また投資信託を利用するのに対してコストを抑えられる。外債インデックスファンドほどではないが、通貨を分散させれば一つの通貨にリスクが集中する懸念も減る。


ちなみに満期まで保有する場合、年20万円までは雑所得で償還差益に対して税金がかからない。満期直前で売却する場合は譲渡所得となり50万円までは税金がかからない。

債券の満期(または満期直前での売却は)雑所得20万、譲渡所得50万円の枠内に収まるように投資をすると節税効果が高い。

ラダー型債券ポートフォリオは節税の面からもメリットが多い。
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