あとで、控え室に行ったら快く質問に応じてくださった。
多分、ここに載せても問題ない話しだと思うので掲載したい(ヤバかったら指摘してください)。
私は山崎元先生が大好きだ。大胆な発言、セルサイドに媚びない発言、分かりやすい発言etc、etc、
で、私のような山崎ファンには先生のちょっとした変化が気になっている。
以前の山崎元先生はETFに対して否定的な面があった。機関投資家が配当金の二重取りをしたり、信託報酬がかかったり、銘柄入れ替えの際に個人投資家が損をしたり。。。
だから、2007年くらいまでの山崎元先生の著作では業種分散した約十銘柄(以上)の大型株への投資をすすめていた。
しかし、最近の著作からETFに対して寛容な姿勢を見せている。
なぜ、そのように姿勢を変化させたのか、ズバリ聞いてみた。
1.多くの人にとって資産運用は趣味でも仕事でもない。多くの時間をかけるのはナンセンス。セカンドベストとしてETF。
2.裁定取引が以前より働くようになり個人投資家がETFを利用することの不利が解消されてきた。
3.選ぶならTOPIXやMSCIコクサイ。日経225はイくない。ハイテク株、というか、そのときの流行りの銘柄を後追いするようなポートフォリオに思える。
これらが、ETFをすすめる理由。
では、大型株主体の個別株分散投資は?
1.まず、投資が好きな人にとって個別株は面白いし、楽しい。楽しいことは続けられる。自分で銘柄の選別が出来ると思うなら取り組むべき。
2.信託報酬もかからない。個別株に分散投資できるだけのお金があるなら、大型株主体の複数個別株への投資は依然として有利。
3.インデックスの銘柄構成が特別優れているわけではない。アクティブファンドの信託報酬が高すぎ。消去法的にTOPIXやMSCIコクサイのETFをすすめているだけ。
なるほど。
つまり、投資を楽しみたい人は個別株。時間をかけたくない人はETFってことね。
ヲチしているブログの関連エントリ
インデックス投資ナイト - 評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳!」
http://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/e/0199ff2a4664bff5eb0bd56008a04a4b
私の感覚で言えば、「100倍ぐらい」違います。
で、実際私の最近個別株投資を復活しました。
やはり、楽しみたいのなら個別株ですよね。
私は日本株については大型株から始めてETF、中小型株に浮気したりしながら、また大型株に戻ってきてしまいました。
まあ、全体として配当込みTOPIX程度の成績が残せれば御の字だと思っています。
確かに個別株投資と違い、
インデックス投資はつまらないなどと
言われますね。
ただ個別株投資と違い、
多くの人にとり日々の生活や
趣味の時間が人生のメインであり
資産運用はその手段にすぎないと
考えると、分散効果の効いた
インデックスやETFでのじっくり
運用もいいのではとおもっています。
インデックスでの運用も良いと思います。
実際、仕事が忙しいときはETFに逃げたりしています。
楽しいことは続けられるかもしれませんが、楽しすぎて生活に支障をきたすのはまた問題ですよね。
山崎さんの考え方って好きだと思っています・・・。
ご本人も仰っておりますが、とても気さくで面白い方です。
ちなみに、インデックス投資ナイトのときには10冊もお持ちになっていて、なんと参加者に無料で配っておりました。
スゲー、、、買ってしまいました。がっくりです。
ご本人が仰るには本を読んで感じるほどイヤな人間でもイヤミな人間でもないそうです(;´∀`)