2009年01月14日

インデックス投資ナイトのヲレ用備忘録(長文)

ちなみに、ところどころ自分の感想とか補足、想像で補っている部分も混じっているので、取扱注意。

多分、他の参加者のブログなどのほうがまとまっていると思う(--;

チラシの裏
http://d.hatena.ne.jp/zoe1/20090113
あたりがオススメ。

それでも、読む?
○インデックス投資について

やる事がない。ドキドキがない。ただ買うだけの投資。

手数料(信託報酬等)が安い。

インデックス(TOPIX等)のポートフォリオが特別優れているとはいえない。

アクティブファンドよりはマシ、という消去法的選択。

分かりやすくて、安ければアクティブファンド、という選択肢も将来的にはありえる。

一口馬主になるつもりでちょっとだけならアクティブファンドに投資するのもアリじゃね。まぁ、ファンドマネージャーのやり方を覗いてみるとか保有銘柄を見てみたり。。。

インデックスが主体のマーケットでは価格形成が歪む。インデックス投資は日陰者であるべき。

インデックスファンド等にコスト面で対抗できるアクティブファンドが出ればビジネスがさらに健全になる。



○インデックスファンド、ETFの運用会社について

STAMは日本のバンガードになれるか?

ETFでは野村アセットマネジメントなど大手が日本人にあったETFを提供できるかがカギになる。

ETF、インデックス投資も裁定が働くようになり、見えざるコストは減った。

ただし、日経平均はインデックス投資の対象としてススメラレナイ。値嵩株の比率が大きいし、そのときの流行の銘柄の後追いっぽい。

時価総額で上位数社、上位数個のファンドがほとんどのシェアを占める市場。まだ、各社にチャンスはある。



○外債について

インデックスファンドでも信託報酬が高いのではないか?

為替リスクは外国株で引き受ければ良いのではないか?

リターンとコストを考えると外債ファンドは見合わない。

国家公務員共済組合のアセットアロケーションには外債アセットクラスは入っていない。

日本の長期金利並みの信託報酬を支払うのは疑問。

将来的に低コストの外債ファンドが出れば買う、という選択もアリじゃね。

数学的には外債も入れたほうがリスクは減る(リターンが安定する)。



○バランスファンドについて

コース料理、幕の内弁当、吊るしのスーツ。自分で選べない人には買う、のもアリじゃね。

バランスファンドしか選べない人はそもそも投資をするべきではない。

入門用として信託報酬が1%以下のバランスファンドなら買っても良いのではないか。

ちなみに、私は本業が忙しくなったときでもお任せに出来るバランスファンドという選択肢はありだと思う。



○現状分析について

山一=リーマンと考えると、実体経済は既に底を打ちつつある。日本経済は山一証券廃業の翌年が最悪だった。今年は投資の時期ではないか?



○やってはいけないこと

投資のアドバイスをしてくれた人から金融商品を買ってはいけない。

給料の払い込み先に指定されている銀行投資信託を買ってはいけない。

どの金融商品が良い、という視点で選んではいけない。

投資期間・プラン・リスク・コストから商品を選ぶ。

勉強するまで、分かるまでは大金を一気につぎ込んではいけない。

小額ずつ、少しずつ。



○海外ETFについて

現在は海外ETFの過渡期。

SBI証券、楽天証券、マネックス証券ともに一長一短。

ネットというマーケットの特性上SBI以外は10年後どこが消えていてもおかしくない。トップの企業が多くを取る。3位以下にはつらい市場。

仮に証券会社が消えても、口座自体は事業引き受け先に引き継がれる。

円建てで、東証で、どこの証券会社でも、特定口座で海外の株式等に投資するETFが買えるようになるのが海外ETF売買の完成形だろう。現状は過渡期と思いたい。

最低でも、ネット証券で特定口座での売買が出来るまではインデックスファンドを利用する予定。メンドクサソウなのって続けられなさそうだしね。



REITについて

アセットクラスとして保有するのはあり。ただし、10%程度が上限。

(一般論としては)持っても良い。

そろそろ買い時かも?海外はまだ下がるだろう。J-REITはそろそろ買い時かも?

運営母体との爛れた関係など不透明な点は依然としてある。海外も然り。それらを受け入れた上で投資するのはアリじゃね。

REITの怪しさを消すのは難しい。

不動産会社株や倉庫株でも良い。収益の構造が分かりやすいのはREIT。怪しさが少ないのは株。

そもそも投資先としてリターン、リスクの面から不動産を組み入れる必要があるのか?から考える必要がある。



○投資全般について

多くの人が小作人(サラリーマン)として労働力を供給する時代が長く続いた。証券市場や投資信託を通じて直接・間接に人の事業に投資できる環境というのはすばらしい。

多くの人にとって給与収入、本業が主たる収入源足るべきだ。しかし、僅かの時間で当面使う予定のないお金を働かせ副収入を得る先として投資は素晴らしい。

さらに、時間をかけたくない、かけられない人にとってインデックス投資は消去法的に唯一の選択肢になりうる。



○FP事務所について

日本で金融機関と関係を持たないFP事務所は数えるほどしかない。喰うので精一杯。今後は独立系のFP事務所も増えていって欲しい。
posted by のら at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資信託爆発しろ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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