2010年09月01日

独学で極めるオススメ投資本

オススメできる資産運用関連の本を選んでみた(最終更新:2011年2月19日)。

以下のような前提で推薦したい。

・内容の極端なものや疑わしいもの、投資家の利益に明確に反するものは除外。
・これから投資をはじめようか考えている人へプレゼントする本。
・友人や兄弟に勧めるのなら、という視点に立つ。
・投資が趣味ではないフツーのサラリーマン向け。

こんな視点で選んでみた。

ちなみに、いきなり金融機関の窓口に行って薦められた金融商品を購入するのはカモがネギを背負ってあらわれるようなものだ。なるべくなら避けて欲しい。

これから投資をはじめようか、と思い立ったら最低5冊くらいは関連する本を読んでから始めてもらいたいと思っている。10冊読めれば理想だ。




●投資を始める前の心構えについて●

投資戦略の発想法〈2010〉
木村 剛
ナレッジフォア
売り上げランキング: 22927


投資を始める前に手がけるべき節約、予め用意すべき生活防衛資金の大切さについての解説が素晴らしい。本書の指摘どうり生活防衛資金を潤沢に持っている投資家は金融危機の時も動じなかった(または強気に買い向かった)はずだ。他にも、投資を始める前に知っておくべき、骨太の発想法がこれでもかと押し込まれている。






●アセット・アロケーションについて●

【新版】内藤忍の資産設計塾─あなたとお金を結び人生の目標をかなえる法
内藤 忍
自由国民社
売り上げランキング: 78483
おすすめ度の平均: 4.0
5 資産運用を易しく理解するには最適の本だと思います
4 カタログ的には使える
4 金融商品での資産形成の手引き
3 入門書とてしては難あり
3 入門書です。


アセット・アロケーションを非常に分かりやすく解説。具体例も豊富。アセット・アロケーション?なにそれ?って人は是非読むべき。円建資産と外貨建て資産の比率や債券と株式の比率をどのようにするか?という考え方を提示している。







●投資信託について●

投資信託にだまされるな![新版]
竹川 美奈子
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 26929
おすすめ度の平均: 3.5
5 前版に続いてこの本は極めて良書だと思う
5 STAMシリーズが生まれるきっかけになった本
1 では投資信託の何を選べばいいのか?


投資信託の選び方、購入の仕方について初心者向けの本から一歩踏み込んだ解説をしている。アセット・アロケーションの例の提示にとどまらずリスク許容度についても解説。敢えて投資をしない、という選択肢も提示している。売買手数料、信託留保財産額、信託報酬以外の売買委託手数料や保管費用など投信を保有している際にかかるコストについても詳細に説明。







●長期投資とインデックス投資●

なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方
藤沢 数希
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 3010
おすすめ度の平均: 4.0
4 不真面目な言い回し、真面目な中身
4 投資のプロが猿に説明する本
2 すでに投資本を読んでる方にはあまりお勧めしません
5 初心者でもわかりやすく、とても読みやすい
5 お金のノウハウが凝縮された良書


貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵
北村 慶
PHP研究所
売り上げランキング: 10592
おすすめ度の平均: 4.5
2 長期分散投資を過剰に勧める本
4 若い方は読んでみてください。
5 しっかりとしたファイナンス理論に基づいている
3 長期投資&分散投資をすすめる本
4 資産形成の基本書


アセット・アロケーションとインデックスファンドへの投資についての良書。この二冊は後述する敗者のゲームを日本の事情にあわせて書き直したような感じ。




敗者のゲーム(新版) なぜ資産運用に勝てないのか
チャールズ・エリス
日本経済新聞社
売り上げランキング: 6409
おすすめ度の平均: 4.5
5 良書。だが現実味がありすぎて、やや気が鬱ぐ
4 株式投資のベース 世界は広がり続ける!!!
5 名著、まちがいなく。
4 翻訳がこなれていない
5 損せぬために株は買うもの


古典的名書。インデックスファンドや長期投資、複利の優位性を平易に解説。 初心者向けの資産運用本のテンプレートといっても良い本。この本の真似をすれば本が書けるかも?ってくらい優れた本。







●金融商品について●

「投資バカ」につける薬 (講談社BIZ)
山崎 元
講談社
売り上げランキング: 97729
おすすめ度の平均: 4.0
4 辛辣な「買ってはいけない」論
4 冷静に読みましょう!
1 投資バカとはいったい誰のこと!!!
3 金融商品の仕組みを知ろう
3 性格が素直すぎる方への警告書


金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか (光文社新書)
吉本 佳生
光文社
売り上げランキング: 20029
おすすめ度の平均: 4.5
5 投資する必要の無い理由が提示されています
5 大満足でした。
5 なかなか手の込んだ広告だったんですね
5 金融商品のカモになるな
5 ボッタクリの現実

少し金融商品の知識がついてきたときに読んでもらいたい本。金融機関がどうしても売りたい金融商品や、投資家が買ってはいけない金融商品を紹介。







●資産運用と税金●

ホントは教えたくない資産運用のカラクリ 投資と税金篇
安間 伸
東洋経済新報社
売り上げランキング: 13927
おすすめ度の平均: 4.0
2 カラクリ=「税制のカラクリ」
4 改めて税金について考えさせられる
5 手数料と税金がカナメであると説く。
4 「まさに近視眼的税制!!」
5 個人投資家に不利な税制


資産運用に関する税金について踏み込んで書いた本。税金についての記述は他の本では省略されがちだが、この本では正面から取り組んでいる。発売から少々時間が経ってしまい、税法などが改正されている点には注意して欲しい。







●生活習慣●

となりの億万長者―成功を生む7つの法則
トマス・J. スタンリー ウィリアム・D. ダンコ
早川書房
売り上げランキング: 3560
おすすめ度の平均: 4.5
5 勇気をもって倹約できる
4 億万長者に流れる倹約・貧困・人生論
5 あらゆる年代(できれば若いうちに)読んでおきたい本
5 お金持ちになりたい人へぜひ読んでほしい本
4 FInd out what the rich do.


資産を築いた人が実は意外に質素な生活をしていること、お金持ちのお金とのつきあい方が書かれている。お金を稼げる人が必ずしもお金持ちとは限らない。ステイタスのために消費を重ねていると増えた収入以上に支出が増えていく。子どもへ見せる親の姿まで踏み込んでいる。
posted by のら at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 資産運用大作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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