2010年11月23日

リスク許容度という一線を越えた人たち

ここのところ株価が目に見えて回復してきた。リーマンショック以降に投資を始めた人は笑顔がこぼれているはずだ。

投資を始めなかった人は悔しい思いをしているかもしれない。慌てて金融商品を買い始めているかも知れない。

思うに投資を始める時期に、遅すぎるとか、早すぎるということはない。興味を持ったその時から、小額ずつやっていけばいい。焦らずに少しずつ始めることが大切だ。

では、やってはいけないことは何か?

アセットアロケーションを守らないこと?
リバランスをサボること?
ボッタくりファンドを買わないこと?

違う。

自分のリスク許容度を越えて投資をしてしまうことだ。

過去の大きな下落の際に、振り落とされてきた人たちはどんな人たちか?思うにリスク許容度という一線を越えていた人たちだ。

自分が何パーセントまでの損失に耐えられるか?自分が何万円までの損失に耐えられるか?そうしたリスク許容度を十分に意識しないで投資を続けた人たちがリーマンショックの際にどうなったか?多くが投資を止めてしまっているように思う。

リーマンショック以後に更新が止まったり、閉鎖されてしまったブログはイヤというほど見てきた。もちろんインデックスファンドやETFに投資していた人も含まれる。

含み損は抱えたままで追加の投資を止めた、というのはまだマシ。というか、この人たちは比較的簡単に市場に戻ってくる。

膨らみ続ける損失に耐えられなくなってリスク資産を殆どすべて売却してしまった人たちも多くいた。その多くが市場に戻って来ていない。

大切なのは市場が大荒れになっても投資を続けられることだ。そのためには自分がどの程度までのリスクになら耐えられるか自問したうえで、投資を始める必要がある。

アセットアロケーションを考え期待リターンとリスクを計算して何年後(または何十年後)を夢見ること自体は悪いことではない。しかしリスク許容度を知らなければ投資を続けることは難しい。


過去の関連エントリ
リーマン・ショック以降に投資をはじめた人たちへ
http://norafp.seesaa.net/article/153146209.html
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