2010年12月09日

学資保険に加入しない理由を真剣に考えてみる

前回は学資保険(こども保険)の商品性に注目し、主に国債との比較を中心に投資対象に値するか、と言うことを検討してきた。

次は、保険商品独特の販売形態について言及しておきたい。

まず、学資保険は前回のブログのエントリからも分かるように契約者に非常に有利になっている。裏を返せば、保険会社や代理店、外交員には不利な商品と言える。

真偽は定かではないが、受取総額が100万円程度の学資保険だと外交員の報酬は数百円という話しもある。国債よりも利率が良い、と言う点から考えれば保険会社は恐らく赤字で運営しているのではないだろうか?

つまり、会社や代理店としては旨みのない商品なのだ。それでも売るのなぜ?顧客との関係を構築するためのドアオープナーとしての機能があるからだ。満期を迎えるまでの間に他の商品を売って儲ける。そんな位置づけにあるように思われる。

だとすると、ここで契約することで今後も外交員や代理店から保険を勧められる可能性がある。

もっとひどいケースだと、保険会社から派遣されてきた外交員が学資保険以外の他のプランも一緒に作ってきて勧めるケースもある。勧めるプランは変額年金保険や定期保険特約付終身保険やアカウント型保険など大概はろくでもないものだ。

しかし、高額の買い物の時は迷わずにスパッと決めたりしてしまいがちなので注意して欲しい。頼んでもいない商品は絶対買わないようにすべきだ。

それともう一点、受取人には注意しよう。
受取人はなるべく契約者(親)にしておこう。受取人を子供にして満期の受取金が50万円を超えるようだと贈与税の課税対象になる可能性があるので注意が必要だ。


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関連エントリ
学資保険の加入を真剣に考えてみる
http://norafp.seesaa.net/article/172260171.html
もう一度、学資保険について真剣に考えてみる
http://norafp.seesaa.net/article/209224308.html
もう一度、学資保険について真剣に考えてみる(自分的結論)
http://norafp.seesaa.net/article/209225514.html
posted by のら at 00:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 保険にひとこと言いたい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ソニーとアフラックの学資保険は、それ単体だとほとんど保険会社に旨みのない商品ですよね(=顧客側が有利)。

私個人は死亡時の保障=生命保険、学費=投資信託運用で対応しているので、学資保険には入っていませんが、これは検討に値する商品だと思います。
Posted by 吊られた男 at 2010年12月09日 22:54
コメントありがとうございます。

十一屋さんと、吊られた男さんのエントリにインスパイヤされて書いてみました。
Posted by のら at 2010年12月11日 02:27
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