2011年01月17日

上場インデックスファンド海外先進国株式 (1680:上場MSCIコクサイ株)をもう一度考え直してみる

Fund of the Year 2010で8位に入賞した日興アセットマネジメントの上場インデックスファンド海外先進国株式(1680:上場MSCIコクサイ株)についてもう一度考え直してみる。
私自身は今まで、このETFを利用してこなかった。

利用してこなかった理由の以下のようになる。
1.乖離率が大きかった。
2.出来高が少なかった。
3.純資産額が少なかった。
4.指数先物を中心に組成したことでトラッキングエラーが大きくならないか。
5.配当に対して二重課税がされるのではないか。
6.投資対象の海外市場が開いているとき、東京市場は閉まっており、リアルタイムで価格形成反映されない。
7.機関投資家が投資対象として利用する可能性が低い。
8.指数先物を利用した商品の仕組みの理解が難しい。
9.信託報酬以外のその他の費用がどのくらいかかるかが分からない。

しかし、最近は1〜5は大分解決されつつある。
1.乖離率はゼロパーセント代まで低下。日によっては乖離率ゼロになる日もある。
2.出来高は決して多いとは言えないが、寄り付きと引けしか約定がないような状況ではない。ザラ場でも約定している。TOKよりは大分マシ。
3.40億円に近づいている。ETFとしては依然として大きくはないが、このペースで増えていけば十分と思われる。
4.リーマンショックの時のように一晩で株価が何パーセントも動くとき、トラッキングエラーを低く抑えることが出来るか。私も含めブロガーの意見をみていると漠然とした不安を感じる者は多いようだ。しかし、先物を使うことでトラッキングエラーが大きくなることに明確な理由を挙げられている者は(多分)いない。
5.指数先物中心なのは節税スキームとしてはむしろ優れているようにも思える。配当金への二重課税を回避し、投資の税効率を高めている。

6〜8は依然として解決が難しいが、コレばかりはどうしようもない。特に商品の仕組みが難しい、というのは先物を使う性質上どうにもならないこともある。また、指数先物中心のため、機関投資家のバスケット取引も難しいだろう。利用は今後も個人投資家か中心で、出来高が極端に大きくなることは期待できないのではないか。

それでも、指数先物を利用した節税スキームは魅力的だ。1月に最初の決算を迎える。これで、どのくらいのコストが掛かったかもはっきりする。決算を入手したら、再度投資対象として検討しても良いのではないか、と思っている。

また、ほぼ、同様の仕組みの上場インデックスファンド海外新興国株式(1681)も検討したい。こちらは純資産額が50億円に近づいている。1680よりもさらに健闘している。

日興アセットマネジメントへ訪問しました! - かえるの気長な生活日記。
http://kaeru.orio.jp/blog/2010/05/nikkoam-etf1.html
日興AMの外国株式ETFは配当金が二重課税 中田たろうの投資日記
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日興AMへしつこく電話質問をしてどの商品が有利か調べました 中田たろうの投資日記
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1680と1681のパフォーマンスをeMAXISやSTAMと比較 中田たろうの投資日記
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投信ニューフェース『NYダウETF』(シンプレクス) QUICK MoneyLife
http://money.quick.co.jp/fund/selection/137.html
posted by のら at 21:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 資産運用大作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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