2011年01月31日

子宮頚がんワクチンの公費助成が始まりますた

今年から子宮頚がんヒブワクチン小児肺炎球菌等の任意ワクチンに対し、行政からの助成がおこなわれる。子を持つ親にとってはうれしいことだろう。

既に一部の行政区では1000円程度の自己負担で受けられるそうだ。

私が感動したのは子宮頚がんワクチンが導入されるまでの経緯。

1.テレビ、映画などで視聴者に訴える。(仕込み)
不幸にして亡くなられた女性の話などを持ち出し、視聴者の情緒に訴える。時として感情的だったり、恐怖感を掻き立てるような話もある。これらの方法はそれなりに効果的だが知的水準の高い層にはいまいち受けない。

2.報道で先進的な取り組みを紹介、行政の対応の遅れに批判。(熟成)
感情に訴える1.と異なり、ぱっと見、理性的な報道がなされる。「可哀想な国民」対「怠慢な行政」という対立軸で行政への批判が展開される。同時に他国や国内の一部地域の先進的な取り組みを高く評価する。1.とは相性の悪かった知的水準の高い層も、この段階に来て籠絡され始める。
子宮頚がんワクチンが「一人の悲劇」から国民的な課題に昇格する。

ここまで来れば世論の方向性が決定される。実現までもう一押し(ガンバレ!)。

ひょっとしたら1.2.の水面下では広告主でもある製薬会社や保険会社、報道機関、広告代理店などが暗躍しているのかもしれない。というのは下衆な勘繰りでホントに自然発生的に生じたムーブメントなのかもしれない。

3.政党のマニュフェストにワクチンの推進が乗る。
国民や製薬会社に媚びるため、政策課題として政党が議論をし始める。
ひょっとしたら製薬会社から政治団体へ(以下自主規制)

4.時限立法で政策の実現(一応実現)←今ココ
国民の皆さん、良かったね。時限立法だけど、ワクチン打てるようになったよ。

5.政策の恒久化(既得権の誕生)
恒久化で国民も製薬会社も厚生労働省も(゜Д゜)ウマー
みんな幸せになれてよかったね。

現実には5.に至る途中で頓挫してしまう企画も多数ある。そうした失敗例はすぐに忘れられる。


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posted by のら at 22:53 | TrackBack(0) | 税金が悲惨すぎる件について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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