2013年02月19日

夫婦間の収入格差とイクメン化

子育てをしている夫婦を見ていると、感じることがある。

夫婦間の収入格差と、父親の育児への参加(いわゆるイクメン)の程度には相関がある。

これは、子育てをしている夫婦を見て、感じだことだ。

人に収入の話は聞けないので年齢や職業、勤務先などから大体の判断をしている。とはいえ、それほど大きくは間違っていないと思う。

ざっくりと3つのグループに分けられる。
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1 父親の育児参加が積極的なグループ(イクメン化せざるをえないグループ)
 このグループの、特徴は夫婦間の所得の収入格差が少ない。
 このグループの夫婦の例としては、教員と教員同士、大企業の総合職と総合職などの夫婦があげられる。夫婦の年齢差も小さい傾向がある。

 夫婦間の収入格差が少ないので、どちらが多く働くことが(経済的に)合理的という意思決定に意味がない。結果として夫婦ともに同じくらい働いて、同じくらい家事・育児に参加する、という意思決定がなされやすい。リスク分散の点からも、夫婦が同程度に働き、家事・育児にも参加することは合理的だ。
 夫婦の一方が、出張で家を離れたり、体調を崩したりしても、家事労働の互換性が高いので親一人で何とかなることも多い。短所(長所?)としては、離婚のダメージが少ない分、離婚が容易な点が上げられるか?


2 父親の育児参加が消極的なグループ(イクメン化しずらいグループ)
 このグループの、特徴は夫婦間の所得の格差が大きい。(経済的には)収入の多い夫と、収入の(相対的に少ない)妻というケースが多い(もちろん逆もある)。
 このグループの例としては、大企業の総合職と一般職・派遣社員、キャリアとノンキャリアの公務員夫婦などが挙げられる。年齢差があることも多い。

 夫婦間の収入格差が大きいので、たくさん稼げる夫ががんばって働くことが(経済的には)合理的だ。そのため、妻は仕事への時間を減らして家事・育児の負担が(夫よりも)多くなりがちだ。結果として、(仕事もしつつ)家事・育児は妻、仕事は夫という分担が出来やすい。夫からすると、仕事を(口実に)して、家事・育児の負担は少ないので、出産前に近い生活ができる。妻は、仕事もしつつ家事・育児の負担もある。妻への負担が重くなりがちで、妻は不公平感を感じがち。家事の負担が家庭内の紛争になりがち。
 
 このグループのうち収入の多い家計は、次の3へ移行しやすい。収入が少ない家計は、(妻が不公平感を感じつつも)このグループにとどまりがち。


3 いわゆる専業主婦世帯(イクメン化を選択できるグループ)
 専業主婦世帯なので、家計は夫に依存している。夫の収入が高いのはもちろんだ。ただ、妻の収入が低いか?というとそうともいえない。元々、夫婦とも高収入だったが故に、出産とともに妻が専業主婦化するケースもある。

 経済的には一人が支えることになる。というか、一人でも十分に支えられる経済力がないとこのグループに入ることはできない。

 経済力をある程度犠牲にしている(というか犠牲に出来るだけの経済力がある)ので、時間的には余裕がある。夫婦内の分業が徹底している。夫は仕事、妻も家事・育児のみに専念できるので、不満を抱えることも少ない。

 夫はイクメン化を自分の意思で選択できる。

 欠点は、収入を一方に依存しているため、失業、景気変動などへのリスクへの耐性が弱いことだ。
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と、まあ、こんな感じだ。

男性・女性とも出産後の仕事のスタイルを考える際に、パートナーとの(収入の)格差を考えておけば自分がどのグループに入るのか事前に想像が出来るだろう。

出産してから、「こんなはずではなかった」とか「自分ばかりに負担が集中しているのではないか」と悩むことは出来れば避けたい。
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