節税、副業、確定申告、配当控除などの検索ワードで、見てもらっている。
そんなブログだが、実はここ2年間は投資関連の確定申告はしていない。特定口座内で納税を完了させるようにしている。給与収入も源泉徴収で完了させるようにしている。
というのも、配当控除の申告をすると、税金が還付される。しかし、(実際の支払っている納税額が増えるわけではないのだが)申告書に記載される税額も増えてしまう。
そうなると、子供の保育料が(還付される税額以上に)あがってしまう。結果として、家計の可処分所得が減る、という事態が生じてしまう。
似たようなケースは、国民健康保険の加入者などでもありうる(会社の健康保険組合の場合はそのような心配はない)。
確定申告をすると、税金の還付はされるが申告書に記載される税額も増えて、結果的に別の部分で損をすることがある。
申告するかしないか、何をどのように、申告するかは関連する制度のルールを把握したうえで考えていきたい。
外国税額控除の申告をする(申告書に記載される税額が増える)、専業主婦の奥さんの配当金収入を申告する(扶養から外れる)、などといったケースでも似たようなことは起こりうるので注意しよう。