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せっかくなので2冊の比較を混ぜつつ書いていきたいと思います。
○サラリーマンは本業を大切にすべき…
木村先生はハッキリとこう言い切っています。角山先生はハッキリとは言い切っていませんが、投資に裂くべき時間は週末のみと限定している点から基本的な考え方はよく似ていると思います。
○投資信託について…
木村先生も角山先生もアクティブファンドには否定的です。しかし、木村先生はインデックスファンドには寛大です。
角山先生はアクティブファンドでもバリュー投資を標榜するファンドに対して寛大です。また、ロング&ショートポジションを取る投資信託にも寛容です。同時にロング&ショートポジションを取る投資信託の手数料の高さも指摘されています。私自身はこの手のヘッジファンド的な投資信託への投資は疑問が多いので様子見をしています。
○株式市場について…
木村先生は効率的市場仮説をよりどころとしています。従って、バリュー(割安株)投資のファンドであろうとアクティブファンドに対して否定的な見解をとるのは当然です。
それに対して、角山先生は日本の株式市場はおおむね効率的だが、効率的でない部分も存在すると考えます。そのため、バリュー投資がうまくいく余地が依然存在する、という見解が成り立ちます。ただし、角山先生も効率的市場仮説を必ずしも否定しているわけではありません。ただし、市場平均に甘んじる運用に対しては否定的で、行動ファイナンス理論
どちらの見解が、適切かは読者が決めることです。
ちなみに、私は低PBR、低PER等の割安銘柄を中心にバリュー投資を標榜しています。しかし市場平均程度を目標とするべきで欲張りすぎはヤケドのもとだとも思っています。そう言う点では木村先生と角山先生の折衷とでもいうべきかもしれません。グロース株への投資は論外だと思っています。どうしてもやりたいときは早々と利益(損失)の確定をするべきでしょう。
○アセットアロケーションについて
木村先生は、株式6割、国債3割、外貨預金1割(外貨建MMF等含む)でインフレ対策を考慮しています。角山先生は明確な比率などはあげていなかったと思いますが、インフレヘッジとして株式投資の有効性を説かれている点は一緒です。
○組み入れ銘柄について
木村先生はTOPIXや日経平均になるべく連動するよう20銘柄程度、業種を分けて持つべきことを説いています。角山先生は分散投資にこだわることより割安銘柄を組み入れることの大切さを説いています。これは以外と難しいところです。
私が思うには角山先生のポートフォリオの方がよりハイリスク・ハイリターンになるのではないか、と思います。ちなみに、角山先生は村上ファンドのように有名企業の株主になっているマイナー企業(例えば日本放送や京成電鉄)を優良投資先と位置づけています(実際にこれらの企業に投資してハイリターンが狙えるというわけではありません。投資する際はご自分の責任で行ってください)。
○やってはいけないこと…
東保裕之先生
日本経済新聞は初心者向け、という意見には微妙ですが。。。ただし、日経新聞も広告を取っている以上は広告主の意に反した記事は載せづらいのは事実でしょう。私も、当ブログで何回か書いていますが、信託報酬の高さに関する記事は日経新聞では稀です。また、投資信託の紹介などでも信託報酬が高いものの場合、信託報酬には触れずに書いていることがままあります。また、調査会社のアナリストレポートやマネー雑誌に対する見解は木村先生も角山先生も冷ややかなものです。
この本も、参考文献を明確にしており、また巻末には推薦図書の紹介がされているのは非常に良心的です。ちなみに、今回比較の対象にあげた本もきっちりと推薦されていたりします。
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ちなみに、タイトルにある週1時間というのはやや無理があると思います(^^;)


地味だけどPER15以下の割安本
引用が多用されている。
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