2007年10月07日

小型株ETF(Russell/Nomura Small Cap Core Index Lined ETF)

海外ETFと小型株ETFが大証に上場されることになりました。どちらも、管理・運営は野村アセットマネジメントです。

前回に続き、今回は小型株ETFについて書きたいと思います。

Russell/Nomura Small Cap Core Index Lined ETFについて
・信託報酬は0.525%

で、これからが本題。



Russellの株価指数は米国市場などでも利用されているのでちょっと詳しい人だったら知っていると思います。

そのRussellと野村(証券か関連会社)が共同で作った指数がRussell/Nomura Index。

Russell/Nomura Small Cap Core Indexというのが少し分かりづらい。

要は、日本の株式市場の時価総額で下位15%のうちの上位10%。
SmallCapCoreIndex.jpg
Russell/Nomura 日本株インデックスの特徴
http://www.russell.com/jp/Index/

しかも、銘柄の入れ替えが、かなり激しい。要は、上位と下位のボーダーの企業が頻繁に動くきます。

で、こうした銘柄の入れ替えが頻繁な指数への投資が適当か、というのはなかなか難しい。

思いつく範囲では、山崎元先生は指数への投資への警鐘を鳴らしています。

なぜか?機関投資家などが銘柄の入れ替えを予め予測して先回りをされてしまうためです。
つまり、新規に組み込まれる銘柄には近い将来「買い」が入ることが予測されるので安いうちに仕込んでおく。外されることが予測される銘柄は売られることが予測されるので先に手じまっておく。

こうすることで、機関投資家は個人投資家の利益を奪っている、と山崎元先生は警鐘を鳴らしています。

これらの点から山崎元先生はインデックスファンドやETFへの投資に疑問符をつけています。特にETFの配当の二重取りなどには手厳しいです。

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しかし、この話は少しおかしい気もします。

ウォール街のランダム・ウォーカー』のバートン・マルキール氏などは銘柄入れ替えに伴い生じる利益等も裁定取引が行われそこで生じる利益はほとんど無い。あってもあっという間に消滅する、ことを主張しています。

また銘柄の入れ替えから得られる利益が多ければアクティブファンドがインデックスファンドよりも(少なくとも銘柄の入れ替えが発生する前後のある時点においては)優位だ、と言うことが言えるのではないでしょうか?

しかし、現実にはアクティブファンドはインデックスファンドにはなかなか勝てない。

つまり、機関投資家の先回りで失うインデックスファンドの利益や配当は、信託報酬分で失うアクティブファンドの利益に比べれば微々たるもの、なのではないか?

つまり、効率的な市場では銘柄入れ替えに伴い生じる利益すら直ぐに失われるか、ファンドマネージャーに支払う対価よりははるかに安価と言うことを主張してます。

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私はどちらが正しいかは分かりませんし、答えを急ぐ必要もないと思います。

分からなければ、どちらもで大丈夫なような資産の構成にしておけばいいのです。たとえば、ETFと個別株を半分ずつとか。。。

で、このETFについて積極的に利用すべきか。。。

う〜〜〜ん、難しいです。

「インベスコ店頭・成長株オープン」なんかは信託報酬は1.0%(小型株ETFの勝ち)
アクティブファンドなので銘柄の入れ替えで失う利益はない(アクティブファンドの勝ち)

とりあえず出て間もないので心配だったら様子をみながら小型株ETFも買ってみたら?銘柄の入れ替えで損したくなければ中小型株のアクティブファンドも買ってみたら?といういつものような無責任な意見でした。

Russell/Nomura日本株インデックスは総じて銘柄入れ替えが激しいようだ
http://mcn.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/russellnomura_4877.html
posted by のら at 23:01| Comment(0) | TrackBack(1) | 資産運用大作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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