機関投資家
株式信用取引が現物取引に比べてなぜ不利なのか。
機関投資家が中小型株にはあまり手を出さないこと。
個人投資家がボラティリティの高い新興市場
証券会社と顧客(個人投資家)の利益は必ずしも一致しないこと。
証券会社の言いなりになることが顧客の利益になるとは限らなこと。
そんなことについて、実務経験の豊富な著者の見解が書かれています。
なぜ株式投資はもうからないのか [ソフトバンク新書]
posted with amazlet on 08.02.28
保田 隆明
ソフトバンク クリエイティブ (2007/03/16)
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信用取引は、大きなリスクを負っているので適切な判断が出来るか難しい面があります。また、相場が自分の予想と逆に動いたときは大きな損失が発生する可能性が高い。時間的にも現物に比べて制約が多くなります。金利負担も生じます。
アナリストレポートは個人投資家に内容が読めるようになっているときには、既にその情報は株価に織り込まれています。
裏を返せばこういうことになります。
この本で指摘されている個人投資家が不利になる局面では機関投資家とは競わない。
そうすれば、株式投資は儲からないかもしれませんが、大損する機会は減るかもしれません。
こうすると勝てる!儲かる!と言う本ではありません。
ヤってはいけないことを書いたネガティブ・リスト的な本です。
投資は勉強したり、研究したりすれば勝てる、儲かるものではありません。
しかし、勉強したり、研究したりすれば不必要なコストや、過大なリスクを負担することは減ります。
著者は個人投資家の株式投資にやや否定的です。「貯蓄から投資へ」という安易なフレーズで投資を薦めるコピーを目にするようになって久しいです。
しかし、何も知らないで投資をするとどうなるか?その怖さ、ヤバさを説いています。
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