まぁ、この際どっちでもいい。硬い文章が多くて読みづらい箇所が多い。
それじゃぁ、紹介すんな?
実際の資産運用
でも、面白いんです。実際の投資家の行動を科学的に分析しているんです。
「敗者のゲーム
投資の科学 あなたが知らないマーケットの不思議な振る舞い
posted with amazlet on 08.03.10
マイケル・J・モーブッシン 川口 有一郎
早稲田大学大学院応用ファイナンス研究会
日経BP社 (2007/02/22)
売り上げランキング: 2032
早稲田大学大学院応用ファイナンス研究会
日経BP社 (2007/02/22)
売り上げランキング: 2032
おすすめ度の平均: 

色々面白い項目もあるのですが
他の投資の本とは違う切り口でマーケットを説明
純粋におもしろい俺的メモとか。
期待収益に対する測定はおざなりになり勝ち。競馬のオッズや宝くじが良い例。
行動ファイナンス的な観点から損切りは遅く、利食いは早くなりがちなこと。
投資信託を売るのに大切なのは運用成績よりも、販売員と顧客の関係、販売員へのノルマ、広告、ファンドや運用者のブランドイメージ。
後知恵バイアス、月曜日のクォータバック症候群。後から因果関係を結び付けて考えたりする。自分だったらもっと適切な判断が出来た、と事後的に誤認識すること。投資家も陥りやすい。
グッピーの例から、他の人は間違っていて自分は正しくっても間違った行動に追従してしまう傾向がある。
自分で人に推奨した銘柄は、過剰な思い入れをしています。そのため冷静な判断が困難になる。売買の適切な判断が鈍る。責任をとる形で自分も道連れになる。
タッパーウェアパーティの例は投資家の行動を観察する上でも学ぶべき点が多い。
アクティブファンドは銘柄の入れ替えが頻繁なものが多い。しかし、インデックスファンドも最近は採用銘柄の入れ替えが頻繁になってきている。
ひとつの銘柄の平均保有期間が1年を下回るファンドは運用成績が低い傾向が強い。
マーケットでは一人一人の行動は不合理でも全体としてみると概ね合理的な行動をしている。
章ごとの独立性が強く、興味のあるところから読んでいけます。それでいて、全体として、特定の分析手法(行動ファイナンスや効率的市場仮説etc)に強く依拠しているわけでもない。
なかなか、バランス感覚に優れた著作と思います。
科学的な視点に立った考察が中心。
ですので難しい箇所は読み飛ばしちゃって良いでしょう(^^;










この本、興味深いデータがいろいろ載っていて私も好きです。
翻訳本って、どうしても日本人が書いた本よりは読みにくいですよね。リズムが悪いと言いますか。
でも、ウォール街のランダムウォーカーにしても敗者のゲームにしても、こういったジャンルの本は日本人が書いたものよりも充実している物が多いんで、翻訳ものも結構読んでます。
特に投資初心者向けの本を一通り読んだ方にとっては興味の湧く本だと思います。
でも、今ひとつ評価がされていないようで残念です。